健多郎

ハワード・ザ・ダック 暗黒魔王の陰謀の健多郎のレビュー・感想・評価

1.0
アヒルががんばるはなし

体調不良、急用、悪天候などが重なり未だにスリービルボード鑑賞に行けてないので、レビューを書いたものの余りにも褒めてなさすぎてポリシーに反するため投稿しなかったレビューを供養します!

最近ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーにもカメオでレギュラー出演していてじんわりと知名度を上げつつあるハワード・ザ・ダック
実はGotGより先にジョージ・ルーカス製作総指揮で映画化していたんですよねえ…
ラジー賞4冠ということで批評家的には全く評価されてない作品ですが、僕はラジー賞作品と相性いいので…鑑賞した…んですが…こいつは格が違った…

◎悪い点
・シナリオの盛り上がりどころが分からない
・魅力的な登場人物がいない
・人の話を聞く登場人物がいない
・会話が通じる登場人物がいない
・ハワードの仲間がアヒルを誘惑する変態女、アホ学生、バカ博士とどうしようもない
・警察官全員がマリファナでもキメてんのかってくらいクレイジー
・ヘタしたらアヒルが一番まとも
・もう一度考えてもやはりシナリオの盛り上がりどころが分からない

◎良い点
・ジョン・バリー作曲の劇伴曲は冒険活劇っぽくて良い(作品雰囲気には合っていない)
・妙に豪華な出演者の若かりし姿を見られる
・吹替が2パターンあるが、所ジョージ版も中尾隆聖版のどちらもキャラとマッチしている
・映像制作に携わる方には反面教師として観てもらいたい

ちなみに本作の監督であるウィラード・ハイクと脚本のグロリア・カッツは夫婦
そして、日本を代表する反面教師「デビルマン」の監督である那須博之と脚本の那須真知子も夫婦…
もう原作モノの監督脚本を夫婦で担当するのは国際法で禁止しませんか?!

笑えた部分もあるにはあったんですが、それ以上にコメディ映画としてもマーベル・コミック原作モノとしても冒険活劇としても苦痛度がハンパなかったので自分の心に正直な採点をします!
名誉の…いや、不名誉の1点です!
健多郎

健多郎