過去に4箇所の強制収容所に行くが、ホロコーストを生き延びたユダヤ人マルコ・ファインゴルトさんのモノクロドキュメンタリー作品
105歳というご高齢を感じさせない語り口に当時のリアルな情景を思い浮かべる。
何度も語り部として辛い思いを伝えたのだろう。
前半は自身の事で人となりがわかる。差し込まれる戦時中の映画ニュースも当時を理解させる。
反戦を声高らかに訴えるのではないが、事実から我々に問いかける。
いつも年配者の話は日本近代史のブラックボックスだと感じている私。
制作がブラックボックスフィルムという名前に共感。