おどろきの白鳥

ナチス・バスターズのおどろきの白鳥のレビュー・感想・評価

ナチス・バスターズ(2020年製作の映画)
2.9
邦題が内容と乖離していて、配給会社の担当出てこいと文句を言いたくなった。
宣伝では「ロシア製イングロリアス・バスターズ」とあったが、どっちかってーとマカロニ・ウェスタン(イタリア製西部劇)風。

ドイツの侵攻に踏み躙られている国民がいると、どこからともなく一匹狼の狙撃兵がやってきて、ナチを次々と撃ち◯していくのだが、特に農村の人々やはぐれ兵らと連携するわけではなく、なんだか勝手にサポートする感じ。
狙撃の腕はいいが、それ以外は特に強いわけではない。
はぐれ兵たちは原隊合流を目的に移動していて、立ち寄った農家の妊婦を助けるかどうか、突撃タイミングをどうするかで悩むだけで尺をとったり、実にロシア映画らしい無駄でダラダラした展開。
もう、体感的に長くて長くて眠かった。

ドイツの指揮官(中尉)が入浴中に戦闘になったため、ずっと全裸で股間がモザイクなのはギャグなのか真面目なのか。