このレビューはネタバレを含みます
小見浦
『 イケメン弁護士さんの
いっちばんアホゥな所
ひとつ教えたりますわ。 』
原作未読。
予告編を観た時に連想したのは
『嘘を愛する女』。
本作で死んで実は正体不明の男
は結婚している為、のこされた
家族はこの『男』の正体を知る
必要があるので、妻の里枝は
人権派弁護士・城戸に身元調査
を依頼する。
この調査によって社会の暗部や
矛盾点が様々な形で炙りだ出さ
れていき、調査を進める城戸も
ヘイトや偏見や陰謀論を鵜呑み
にする知性的でない人々に会い
自分自身もそれに晒されていく。
面会室での城戸VS小見浦の攻防
はこの詐欺師がド直球の侮蔑発言
をぶっつける場面が最高に不快で
城戸とおなじくらいに震えた😡
この攻防は白石監督や是枝さん
のそれに匹敵するクオリティ。
本作はこの事件と人物の正体や
真相を解き明かす興味ではなく
こうした事例で起きる様々な
問題に焦点が当たっていた印象。
本作はメインキャストのみならず
脇のキャストが皆素晴らしい。
やはり一番は詐欺師の小見浦。
でんでんやカトウシンスケさん
河合優美さんも素晴らしかった。
優美さんの濡れ場は下着姿です
がそれでハッキリ分かるレベル
の巨乳ちゃんでしたねー😊
この事件が決着してから後の
エピローグがなかなかに嫌な
カンジに物語を閉じてるのも
最高でしたねー😆
余談ですが、約八か月ぶりに
地元の映画館で本作を観たん
ですが飲食がかなり値上がり
しててちょっと驚いた😅
劇場鑑賞通算599本目‼️