素晴らしいの一言に尽きる。久しぶりに映画館で鳥肌が立った。
物語構成、演出、俳優陣の演技、何もかもが完璧で、ハマっていたように思えた。
「今になって思えば調べる必要がなかった。」というセリフが語るように、知らなくてもいいことは多いし、現在を懸命に生きていれば、それで十分だと思った。パラサイトを彷彿させるようなラストの仕掛けに、余韻と鳥肌のダブルパンチを喰らった。
序盤は静謐かつ、かなり淡々と進んでいくのにも関わらず、読めるようで読めない先の展開と俳優陣の演技に惹き込まれていく物語運びが素晴らしかった。
子役の演技もほんとに良かった。妻夫木らに負けない素晴らしい演技だった。
見方によって3人誰でも主人公と受け止められる構成が良かった。
