面白すぎる。作り手の熱い創作意欲をヒシヒシと感じた。
実際にあったいくつかの凶悪事件をモチーフに、社会問題・日本の闇・人間の闇に触れつつ、サスペンスフルで二転三転一捻りも二捻りもあるストーリー展開がとにかく素晴らしい。
メインジャケットにあるフレーズ、「見つけたくないものまで見えてくる」まさにそのとおりの内容で観る者にズンと重たい衝撃を食らわす問題作でもあった。
主要キャスト3人各人の熱演もすごかった。清水尋也くんはどんな役でもその役に自分をハメることができる、本当に“カメレオン俳優”ですね。
早くも2022年ベスト上位に入る傑作でした。