このレビューはネタバレを含みます
個人的にはすごい好みの映画でした。真面目な演技の佐藤二朗、良すぎる……マジでフザける演技辞めたほうが印象良くなるのにな……
ストーリーは3部構成で、それぞれが「さがす」物語。
個人的には3部目の佐藤二朗パートがすごかった。愚かでしかし優しい男が、妻の病によってどんどん屍のようになっていく様がしんどかった……。佐藤二朗の眼の演技がすごくて、どんどん光を失っていくのね。最終的に、「あーこの人、もう戻れないところまで来てしまったんだな」と観客全員がわかるほどに変わり果ててしまう。あまりにも切ないよ……。
誰が悪いと言ったら、実行した二人なんだけど、佐藤二朗はある種被害者でもあるからなあ……。正義と悪は複雑に混ざり合っている、ということを体現するかのような存在なんですよね、原田さんというキャラクターは。
いやーいい映画でした。人間臭さが詰まってる。
でもおっぱい見せるシーン、あれはキモかったな
