私的には、これはすごすぎる作品でした。
まず、この作品とは関係ない？けど、娘が「空白」の可哀想な娘の役者さんと知った時の身震いが半端なかった。
両極のダメ父ちゃんのもと、育った娘が、こんなに陰と陽に成長するのかよって、作品の時空を超えた演技っぷりに驚愕しました。それだけ観られただけで、この映画100点！って感じでしたが…。（伊東 蒼さんは、これから、大注目です）
表題の「さがす」の意味が…。
ネタバレしたくないので、あれですが、一度動いた歯車は、もう止まらない…ってやつですね。
「岬の兄妹」もすごかったですが、私的にはこちらの作品の方が、上を行く作品だったと思います。
あと、余談ですが、自分も大阪市生まれ、大阪市育ちです。あいりん地区描写は90年代前半なら、十分信じられる描写ですね。あんなおっさん、おばちゃんおったなぁ！って感じです。
ここ10年、あの辺り彷徨ってないので、今はどうなんだろう？ぶらっと覗いてみたくなりました。
