佐藤二朗、めちゃくちゃ良かった
コメディものに出てるしつこい笑いの佐藤二朗も好きだけど、この人のシリアスな演技をもっと見たい
「周りが無理に生かそうとしてる」って、映画だとしてもこんなこと言って大丈夫！？とハラハラした
だって本当のことだと思うから
だからって山内が殺していいわけではないのでアレなんだけど
安楽死の選択が無いのって、地獄ではないだろうか
「本当に死にたいやつなんていない」もわかるけど、「本当は死にたい人」だってたくさんいるだろうから
「死にたい」とは言うけど、本当に死にたいのではなく、何か生きる希望を見つけたいというか
死にたくなくなる何かが欲しいというか
あわよくばそれを差し出してくれる誰かに出会いたいというか
本当は生きたいけど、山内に代行をお願いした女の子たちは、何かしらの希望を持って山内に会っていたんだなぁと
もしかしたらこの人が自分を救ってくれるかもしれないと少し期待していた部分もあったんじゃないのかなぁと思った
自分の感情と書きたいレビューがうまくまとまらない映画でした
