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笑いの王のAJAPARATIONFILMのレビュー・感想・評価

笑いの王(2021年製作の映画)
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オンライン試写で拝見。マルトーネの新作は、戯曲の権利をめぐる裁判物語でありその当事者となるエデゥアルド・スカルぺッタの苦悩と笑いへの苦闘をトニ・セルヴィッロが重厚に演じているのが利点。ただ、全体的に尺の長さがきになるのと他の役者の位置が軽すぎることもあり、映画の構成も思った以上に凡庸であるので映画としては少し残念。とはいえベネチアのコンペはRai Cinema製作の作品はイタリアの芸術+娯楽の融合された良作映画を輩出しているといえよう。(Freaks Outはイタリア版XMANですし)
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