予告よりはシリアスな内容だったが面白い
フリークスvsナチスと言う単純な構造だが、敵のナチスサーカス団の団長がある種マイノリティであり、そこへ身体障碍者で構成されたレジスタンスが加わるマイノリティの三つ巴対決になるのが新鮮で良かった
まあまあ楽しめたけど、正直不満も大きい
演出や画作りが終始平坦で、ケレン味を足して盛り上げられそうなものなのにかなり勿体なかった
あと、キャラの描写も電気を使う女の子と敵の団長に偏りすぎて、他のキャラが薄くなってたのは残念、特にメインの3人
レジスタンスも2回くらい見せ場あるのになあ
『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』もそうなんだけど、この監督は下手ではないんだけど器用貧乏で、イマイチラストで盛り上がりきれない
ラストに行くまでがシリアスでダウナー過ぎるんだよな
