良かった。面白かった〜!
やや散文的な内容で戸惑った部分もあったけれど、一つ一つの場面が本当に丁寧に作ってあるので、先の読めない展開でも惹き込まれる良い映画だった。
ただ、思わせぶりな伏線が多くて難解な映画でもあった。結局女性とはこうあるべきだ、みたいな部分を拒絶したけれど、それは正しいことだったのか。みたいな葛藤を描いていたのだと思う。
ラストはその葛藤を全て無かったことにする超展開というか。子供って結局親のこと好きだよね的なハッピーエンドだったのかな。
なのでフェミニズムに対するアンチテーゼというか新しい解答みたいな部分もあるのかと思ったけれど、もう一回観ないとよく分からないかなあ。
まあオリヴィア・コールマンの人の良さそうな、おばちゃん感が凄く良かった。