第34回東京国際映画祭にて。
お、怖っ…。笑
という感想を持って劇場をあとにした本作。
やや分かりやすい伏線がありつつも、ひとつひとつの台詞をよーく考えたり、一瞬だけ映る映像に目を凝らして観ていくと、まだまだ鳥肌立つような演出が満載の予感。
そういう意味でもNetflix製作らしい1本。
もちろんそれ以上に、ベネ様をはじめとするキャストの演技力、映像美、音楽の素晴らしさから、できることなら劇場で観るべき作品なのは間違いない。
性差、地位、家族、しきたり、職業、などなど、本作もいろんな社会問題を現実と照らし合わせて観ることができるが…まずはひとつのサスペンス映画、ミステリー映画、復讐映画、そして"恋愛映画"としてじっくり鑑賞することをおすすめしたい。
こういうボワッとした映画も、たまに観ると心くすぐられる。