べーやん

アビエイターのべーやんのレビュー・感想・評価

アビエイター(2004年製作の映画)
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全財産を映画作成と航空業界につぎ込んだ富豪、ハワードヒューズの実話。神経質で、潔癖で、無理難題を要求するディカプリオ。心の弱さや繊細さを滲ませて、徐々に異常者になっていく様は、さすがの演技力と安定感。
ハリウッドの人気女優キャサリン役をケイト·ブランシェット。華麗で、堂々としていて、素は女気のないのがとても格好よかった❇️キャサリンのパンツスタイルが魅力的。

ハワードとキャサリン、2人が一緒にいるときの、お互いの表情が柔らかくて、唯一安心して素を出せていたんだなと感じるし、癒しの部分だった。
こんな信じられないような破天荒人生を送った人物がいたことに驚き。
栄光と堕落。
堕落した部分もしっかり描いて良かった。実際のハワードの晩年を調べてみましたが、この映画で描かれているよりも壮絶。
長編なので、観るのを躊躇っていましたが、内容が濃厚なのでこれだけたくさんの賞を獲得しているのは納得な内容でした。