「あ〜れ〜っ」ていう玉三郎のなよなよした悲鳴がすごく色っぽくて耳に残る。
お城育ちのお姫様がすがった男が極悪人、遊女に身を落とし蓮っ葉な言葉を身につけても
、どこか品が良いのよね〜。
そして、やっぱ…
5月2日月曜日 鑑賞。
下の巻。上の巻に比べて展開が早く、
より下世話な内容。
歌舞伎素人からするとより親しみがあった。
そう、歌舞伎は、決して高尚なモノではなく、
庶民の娯楽、息抜きなんだよ。…
仁左衛門の早変わりが見事。
玉三郎の品の良い色っぽさ。
背筋が伸びた立ち姿に、ちょっと腰を落とした難しい姿勢での摺り足。声の通り。台詞回し。どうしようもない人間の業を描いたストーリー。
古典芸能の…
このレビューはネタバレを含みます
本日、待ちに待った下の巻を先ほど鑑賞しました。
桜姫の思いっきりの良さや、生き抜く強さをより強く感じました。
玉三郎さんの桜姫の「毒くわば…」の台詞で顔をキッと上げる場面でのお顔がガラッと変わる場…
歌舞伎の面白さがようやくわかった。型、話し方、お囃子、そして物語のなんとうまいことか。
長い2巻ものだが、今の恋愛ものより艶かしい。男性だけで演じることに違和感はあるものの、だからこそ、歌舞伎が続け…
先週に引き続き、下の巻鑑賞。
前回よりもセリフが聞き取りやすく、話の展開もスッキリしていた。
それにしても、愛憎渦巻くとはこの事かも?というくらい展開が速くて、見応えがあった。
個人的には、桜姫…
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