ベルファストの作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 627ページ目

1960年に起きた北アイルランド紛争をテーマに、北アイルランドベルファストに住む家族を主体にした物語。


1969年 ベルファスト。
バディの姿はまだ幼く、宇宙に行くための宿題なんかをやっていたり…

宗教対立をあんまり予習せずに観て逆によかった（！？）。"あの頃の思い出"を描く作品は数あれど、大人たちのよくわからない対立の存在がフックとなって、無邪気な日常パートがこんなにブッ刺さりまくるとは。
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ケネス・ブラナー監督の9歳の頃の断片的な記憶がシンプルな郷愁として描かれた映画です。映画が描く1969年は、1960年生まれの監督自身も9歳であり、映画と同じようにベルファストからロンドンに移住した…

未だに残る宗教間の対立とかタイムリーな社会情勢と重なる部分もありハードめな物語だったけど、等身大の子供を通して描くことでユーモアと家族愛に溢れたハートフルな作品になっていた。

ベルファストで生きる…

じいちゃんばあちゃん最高だし、バディはずっとかわいいし、あのいとこのワルい感じもいいよなぁ。

紛争の戦いではなく生活の面を描く。さながら北アイルランド版『ドゥ・ザ・ライト・シング』。
“いま世界で…

ケネス自身の故郷への愛や懐かしさが映像に現れているし、その映像だけで自分の故郷の様に愛おしくなる
それに、分断された世界で出生なんで気にせず自分らしくいる事・相手に歩み寄る事で理解し合う様に生きるん…

ケネス・ブラナー監督の個人的なノスタルジーは、今日まで連綿と繰り返される不条理な社会情勢と絶妙にリンクして、それでも希望は日常の中にあること、それでも希望は未来へと続いていること、そして希望を信じ続…

至高の作品
多くを語らず、寄り添わず
幸せの為の犠牲

子供の考える幸せ
子供なりに感じている
理解しようとしている
両親が喧嘩していれば悲しくなるし、仲良くしていたら笑顔になるもんだ

大人の考え…

北アイルランドの首都「ベルファスト」で起きる紛争を背景に、温かくて優しく力強い家族の絆を描いた本作。アカデミー賞をはじめ各賞で絶賛という前評判の高さですが、納得の素晴らしい作品でした。

ケネスブラ…