◎80点
ケネス・ブラナー監督の幼少期を投影した自伝的作品。
第94回 アカデミー賞 脚本賞受賞🏅
ベルファストは北アイルランドの都市。
穏やかだった日常が突如変貌する。9歳のバディの視点で語られる故郷の物語。
バディたちが住む街の住民はカトリックで、そこに武装したプロテスタントが襲いかかる。
プロテスタントとカトリック。
どちらも宗教で神と共に生きてるのに、なぜ一方を排除しようとするのか。
宗教って一体なんなんだろうと、こういうものを観る度に思う。
私は、プロテスタント、カトリックの違いを知らないのでその違いを知っている上で観ればよかったかもと思いました😅
バディの視点なので、宗教対立という内容ながらも、楽しい場面もあり観やすかった。
街の皆は顔見知りで、祖父母やいとこもいて、淡い恋心も芽生えた街。ずっとここに住むものだと思っていたのに。
それができなくなる。
タイムリーでウクライナの事を思う。バディと同じような子がこの中にもいたんだろうな。
ケネス・ブラナー監督作品は数本観たけど、本作が1番好みでよかったです。
祖母役、ジュディ・デンチだったんですね😅 気づきませんでした😲
バディ役のジュード・ヒル、可愛いかった💓
観客 6人
日本語字幕:牧野琴子
字幕監修:佐藤泰人
劇場鑑賞 #41
2022 #48