のんのん

ベルファストののんのんのレビュー・感想・評価

ベルファスト(2021年製作の映画)
4.0
なんだか最初から最後まで閉塞感が酷く、息苦しかったけれど、最後ぶわっーと泣いたら、なんで泣くのーと友人に言われた。

なんで泣いた?わたし。だってこの閉塞感と、音痴な伯母さんのダニーボーイの歌詞と、最後のおばあちゃんが!!

自分もベルファストから出られなくなりそうだった。うぅ、苦しい。それにしても、おばあちゃんも連れていってくれ。

さて、イングランドやスコットランド。難しいー。歴史が難しいー。とってもとっても惹かれますのに覚えられない。

アホ丸出しで書きますと、何故アイルランドが差別されるのかも分からない。イギリスっていっつも宗教で揉めているじゃないか。名誉革命だってそんな感じでしょ?古っ。あ、まあどこも宗教で揉めるのは同じか。

北アイルランド問題って知らなかった。お勉強したのかもしれないが忘れている。えーん。バイキングの時代はいつですの?ってぐらい歴史がわからない。

この映画だけ観ますと、怒られそうだが、くっだらないことで揉めていますわよね。1969年なのに。

でもしつこいがイギリスって、いっつもカトリックがどうだとかプロテスタントがどうだとかこうだとか。神様は一人じゃないのかよ!

あとで調べたら3000人ぐらい?死者がいたのか。あ!!そして、ここにも壁があるのかよ!!パレスチナの壁でしたっけ?あれみたいにバンクシー、絵を描きに行ってくれよ。

(はて、この辺りも、北アイルランドにまだ壁があるのか、パレスチナの壁にバンクシーが本当に描いたのか、詳しく調べていません。知らね!)

だって、北アイルランドの壁って、ただの宗教の違いで分断しているのですわよ。ふっしぎー。

そんなんで揉めますの?と単純に思ってしまう。やっぱりただの一般市民はたまったものじゃないわよね。

この映画も一般市民ね。自伝らしいが一般市民ね。たまたまベルファストに生まれたのね。サンダーバードの格好していたわねー。IR!

結局この手の映画はいつも同じ感想。

どうして映画になると、ほとんどの人間は、戦争が悲惨だ!って気持ちがわかるのに、現実は戦争が無くならないのだ?しかも同じ民族で!ロシアも!

ケネスブラナーって昔、割とハンサムでしたわよね?なんで観たことあるのだ?と遡ったら、「愛と死の間で」を覚えていたのだ。

シェイクスピアの作品は一度も観たことがなかった!面白そうなので「から騒ぎ」ぐらい観てみようと思った。

北アイルランド紛争に興味を持たせてくれたこの映画に感謝します。

飯田橋ギンレイホールにて鑑賞。来月で閉館だと!!行って良かった!
のんのん

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