えりか

世界で一番美しい少年のえりかのレビュー・感想・評価

世界で一番美しい少年(2021年製作の映画)
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凄く寂しい感情がずっとある。
もちろん美しさに魅了されて、目が離せなくなってる自分もいるのだけれど、当時
美しさを大人達に消費され、抵抗など出来るはずがないことの惨さは計り知れない。
悲しくてやりきれない気持ちのまま終わったなというのが正直な感想。
どう吸収してリリースすればいいのか難しい。
但し、映像としてはものすごく魅力的であって、影があるからこそのどうしようもなく惹きつけられてしまう何かがそこにはある、

彼の寂しそうな瞳や後ろ姿、物憂げな横顔ですら、全てが本物にしては凄すぎるというか、芝居をしている俳優かのよう。
ドキュメントにしては、こんなに人に曝け出すことにどんな気持ちになっていたんだろうか?ご本人は
えりか

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