オデッサ・ヤング演じるメイドのジェーンとジョシュ・オコナー演じる名家の跡継ぎで幼なじみと婚約中のポールの秘められた恋。
この物語には名家の3家族が登場するが、この3家族は密接な関係であり子どもたちも兄弟姉妹のように育っている。しかし、第一次世界大戦で息子たちを失い、残ったのはポールとポールの婚約者のエマ(元々はニヴン家(コリンファース&オリヴィア・コールマン夫妻)の戦死した息子の恋人だった)だけ。それぞれの家族が痛みを負い、婚約を祝う昼食会も歯切れが悪い。
その中でポールの背負った重圧は計り知れず、ジェーンにしか本音を言えなかったというのも痛いほど理解できる。
1924年3月のあの日
Mothering Sunday
全てが変わった。
小説家となったジェーンはあの日の記憶を書くことで痛みと向き合い前に進んでいた。
ジェーンの赤いコート
エマの赤い口紅
赤が印象的に使われていた。
衣装やインテリアも主張はしていないが静かに美しかった。
ちなみに、2人の密会シーンは裸体でのシーンあり、ポールもジェーンも基本全裸でボカシなしでした😳
小説家になった3つ目の転機はきっと…。