地球外生命体

世界は僕らに気づかないの地球外生命体のレビュー・感想・評価

世界は僕らに気づかない(2022年製作の映画)
3.2
芸能事務所レプロエンタテインメント主催の映画製作者発掘プロジェクト【感動シネマアワード】でグランプリ(6作品)を受賞した企画の映像化作品。

生きづらさを抱える青年が母や恋人との関係を通して愛に出会うまでを描いた青春映画。

『フタリノセカイ』の飯塚花笑が監督・脚本を手がけ、トランスジェンダーである自身の経験をもとに撮りあげた。

群馬県太田市でフィリピン人の母と暮らす高校生の純悟。父については何も聞かされておらず、毎月振込まれる養育費だけが父とのつながりだった。純悟には同性の恋人・優助がいるが、彼からパートナーシップを結ぶことを望まれても、自身の生い立ちが引け目となり決断できずにいる。そんなある日、母が自宅に恋人を連れて帰り、再婚したいと話す。見知らぬ男と一緒に暮らすことを望まない純悟は、実の父を探すことにするが……。

★第37回高崎映画祭
 最優秀新進俳優賞(堀家一希)
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