MiYA

赤いハンカチのMiYAのレビュー・感想・評価

赤いハンカチ(1964年製作の映画)
3.4
「ムードアクション」という言葉を初めて知りました。なるほど、アクション映画(といっても殴り合いの喧嘩があるぐらいですけど)でありながら、唐突に裕次郎のムード歌謡が挿入される。なるほど「ムードアクション」とは言い得て妙。孤高のジャンル映画ですね。

最初は「石原裕次郎と二谷英明のバディムービーか」なんて呑気に見てたら、ある事件をきっかけにあっさり刑事を退職。そして、事件のウラが判明し、さぁいよいよ裕次郎が復讐に立ち上がる!と思ったら、そこからの展開にスピード感に欠け、ダラダラしてしまったのは残念。まぁでもクライマックスはなかなか壮絶でよかったです。

ちなみに裕次郎に撃ち殺される容疑者を演じていたのが、初代おいちゃんこと森川信さんだったのでテンション上がりました!

あとやっぱり、石原裕次郎と浅丘ルリ子の組み合わせはホントに魅力たっぷり。この2人は37本も共演しているんですね。もっと見てみたいです。
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