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実験室KR-13のbopapaのレビュー・感想・評価

実験室KR-13(2008年製作の映画)
3.0
2019年 110本目

どこかで観た事ある役者さんが色々出てます。見知らぬ人達が監禁されて様々なトラブルが起こる!その真の目的は?みたいな映画は好きなので個人的には楽しめました。「パララックスビュー」にも通ずるような理不尽で胸糞な展開も良し。

割と早い展開で事態が動くので、最初はどこまでが本当なのか、もしかしたら観客を騙す系のトリック映画なのかな?といぶかしげな目で観てたのですが途中からはマジキチ大先生のせいで、ハートの弱い方なら結構ダメージ来る設定だと思います。ウチの奥さんがそうでしたので。

マジキチ大先生の目にはボクらには決して見えないものが見えてるらしく「選抜者は最初からほぼ決めてたよ、ハハハハ」的な事を死んだ魚の目で言ってきます。観ているともしかして普段から本当に頭のおかしい人なのかなこの人?って思わせてしまう、流石の名脇役ピーター・ストーメアさん。

この映画の計画の「真の目的」は後半に徐々に明かされるのですが、画面が暗いシーンが多いのと最初から部屋に4人しかいない上に閉じ込められたままなので展開が少ないのが惜しい。

この作品の一個前に「ザ・ゲスト」って映画を観てたのですが、話の流れが見事に繋がってる感じで、こっちは「ザ・ゲスト-エピソード0-」とか言われても信じるかも知れんお話でした。別々の映画2本観て1つの世界観を眺めた感じで楽しかったです。
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