MiYA

パール・ハーバーのMiYAのレビュー・感想・評価

パール・ハーバー(2001年製作の映画)
4.0
たしかに日本の描き方はお粗末だし、突っ込みどころは満載。おまけにアメリカの愛国心の発揚という大嫌いな要素も含んでるんですけど、なぜか嫌いになれないこの映画。

その理由は、三角関係を描く青春映画としては非常に堅実な作りをしていること(最後はこういう結末しかないよねと納得)、そして空中戦の迫力(操縦士の視点からのスピード感と立体感のある映像はゾクゾクします)。

俳優もいいですよ。ベン・アフレックとジョシュ・ハートネットはまさに等身大のアメリカ青年だし、ケイト・ベッキンセールもひと時代前の女性の雰囲気たっぷり。ジョン・ボイトのルーズベルト大統領の演技も素晴らしい。アレック・ボールドウィンも初めていいと思ったかも。
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