公開当時映画館で見ました。
私の父親が「アルマゲドン」を見てガッカリして、今作を観て母親がガッカリしたのを覚えています。映画の半分が過ぎたところでベイ監督が本領発揮してしまうので、あまりのインパクトとリアルさに圧倒されたのでしょうね。私は当時はこの作品を見て最後のセリフにガッカリしました。3時間を見てあのラストのセリフはないなと思いました。
まあ、でも意識して作られた作品は「タイタニック」でしょうね。あの作品はタイタニック沈没と言う本当にあった話の中にジャックとローズというフィクションのキャラを挿入して物語を作ったという感じですが、今作は真珠湾攻撃という本当にあった話の中にレイフ、ダニーそしてイザベル(?)の三角関係というフィクションの出来事を挿入した感じです。
この頃はベン アフレックもケイト ベッキンセールもアレック ボールドウインも大塚さんもみんな若かったですね。ジョシュ ハートネットって当時人気だった俳優さんいましたね。懐かしいです。今何してるんでしょうね。気になります。
とはいえ、当時はアクションシーンはそんなに生々しく感じませんでした。ベイが彼らしい映像表現で描いてるなと思ってました。私も歳を取ったんでしょうね。ちょっと今回はやりすぎ感はありました。こんなに激しかったかなと言う感じです。「ホテル ムンバイ」が20年前に公開していたらひょっとしら評価も変わっていたのかもしれません。
戦争はいかなる理由があってもいけませんね。最近そう言うことを考えるきっかけとなる出来事があって今回は再度鑑賞しました。
時代に翻弄された登場人物をリアルな映像表現で描いています。
ちょっと長いのは気になりますが、まあまあでした。