これは素晴らしい奇跡の物語。
実話とは信じられない。
洞窟に取り残された少年たちを救うべく、世界中から集まった民間のダイバーたち。
ただでさえ過酷なケイブダイビング。
それも、もう死んでいるかもしれない少年たちを救いに行くなど考えられない。
まさに命懸け。
それをやろうとするなんて、もう尊いとしか言いようがない。
加えて、現地タイの海軍や米軍特殊部隊、国籍関係なく協力し合う姿に胸を打たれた。
現在、隣国に戦争を仕掛けている国がある一方で、かたや言葉も通じない国の赤の他人を助けるため、命懸けで救おうとする人たちがいた。
これは今、観るべき映画でもあると思う。
それにしても、少年たちが「来てくれてありがとう」と言ったのには涙が出た。
果たして自分ならあんな状況で「ありがとう」なんて言えるのだろうか。