あのときのとき

ベロゴリア戦記 第1章:異世界の王国と魔法の剣のあのときのときのレビュー・感想・評価

3.0
 不死の騎士、魔女、カエルの呪いを受けた少女、半魚人、現代のインキチ霊能力者たちのコミカルな剣と魔法のファンタジー。みんなが草原を歩いているシーンはかなりシュールでスキだ。
 それはそれとして、わりとしっかりした作品だと思うが面白いという感情が沸いてこない。面白いというツボを絶妙に外している。
 主人公が最低限の良心を持ったインチキ霊能力なのだが、そのインキチさで切り抜けるシーンが少なくて、特徴の割には活躍が少ない。一番活躍してるのがヒロインで、それ以外は面白いけどなんかイマイチ。コミカルな部分では不死の騎士の不死性や、魔女の薬なんかいかされてるけど真剣なところでイマイチ活躍できないのがしっくりとこなさに繋がってるのかもしれない。
 CGを結構使ってるので低予算感はないのだがところどころヘッポコである。そのヘッポコさがコミカルさを優先させた結果なのか、予算の限界なかのはわからないが。
 もうちょっとキャラの活躍のさせ方とか工夫したら面白くなりそうな片鱗は感じさせるんだけどあともう少しが足りない。12月に後編?をやるようだが生き残った敵以外にやることなさそうなのでここからどう残り二時間をだすのか気になるところである
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