トランスマスター

ベロゴリア戦記 第2章:劣等勇者と暗黒の魔術師のトランスマスターのレビュー・感想・評価

3.0
♯36(2025年)チート能力で異世界を救えるか?

ディズニー・ロシア 
ファンタジー三部作
第二章

舞台は現代のモスクワとイワンたちの活躍によって平和を取り戻したベロゴリア王国。
イワンは毎日のように魔法の剣を使い人間界と王国を行き来し、最新家電を王国に持ち込んで快適な生活を送っていた。
しかし、恋人となったヴァシリーサは文明を嫌い、結婚して人間界に引っ越すことには消極的だった。そんな中、各地から戦士が集まり力比べの競技会が開催されるが、イワンは能力がなかなか目覚めず、さらには恋のライバルの脳筋戦士フィニストも現れて苛立っていた。ヴァシリーサにアピールするため一念発起して競技会に参加するが、そこにヴァルヴァラが魔法の剣を奪うために再び現れる。しかし、魔法の剣はイワンの使い過ぎで魔力を失っていた―。

◆良い点/注目ポイント
・口紅を食べちゃう文明オンチのバシリーサ。イワンを見る優しい瞳と、アオザイのような民族衣装と運動神経抜群の殺陣に惚れてしまいます。
・パンの妖怪コロボークと前作でも活躍した女トロルも大活躍
ヴィラネスのガリーナとヴァルバラと、コシチェイが殺した魔法使いの師匠ロゴレブがヴィランのボス。結構強い。まるでMARVELの巨大怪物マンシングです。
・ガリーナの若い頃の顔がとても美人。バシリーサと互角の美貌。ロシア女優のレベルの高さは恐ロシア。

◆総括
・イワンの父伝説の戦士イリヤの妻とその娘の秘密が明らかになり三部作の完結編に繋がるが…。
ロシア情勢が不安定なため続きが日本で観れません。
ただし各章毎に物語は解決しているので、単体作品としても楽しめます。

-2025年36本目-