「いじめられていた子ども時代、盆踊りの輪の中に逃げ込んだ。逃げたことを忘れるくらい夢中で踊った」
戦時中に生まれたダンサーの田中泯(みん)さんは、体に刻まれた記憶や言葉にできない思いを踊りにする。…
観た。
田中泯さんのドキュメンタリー。
映像もとても美しく、山村浩二のアニメーションも雰囲気にとても合っていて素晴らしい。
普段自分がどれだけ自分の身体に無頓着かを思い知らされる。
40歳の時、…
この作品を見て思う田中泯さんとは、「農業しながら猫と暮らしたり世界のあちこちで踊ったりする、やべぇおじいちゃん。」かな?もちろんいい意味のやべぇ。この方が令和に存在しているのがなんだか魔法みたい、ま…
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“永遠に、その名付けようのない踊りを続けて下さい”
“踊りは、言葉が存在するより前にあった。
言葉が生まれるのを、それによってより大きくなるのを、待っていた”
“案山子が鳥に突かれて、藁が落ち…
「(踊りの演目を)観ているあなたも踊りの一部」というのが、踊る人の意見だよな〜と思う。
投げやりな言い方をするとアート。伝えたいという意思の塊で、こういう風に受け止めてほしい、みたいなのはないんだな…
踊りって何だろう。
この映画を観てよくわからなくなった。
僕は少年の頃にバレエを習っていた。でも、習えば習うほど不自由で、苦痛で、自己嫌悪の極みまでいって、踊ることは好きだったけれどやめてしまった…
踊りという身体の動きをこんなにも好きでいるのに映像に残ってしまうことの恥ずかしさみたいなものに耐えられなかった 踊りや人間が本のようになぞっていけるものだったらよかったのに でもそうじゃないから命と…
>>続きを読む©2021「名付けようのない踊り」製作委員会