アルピニストのKazuのレビュー・感想・評価

カナダ人登山家、ロッククライマーのマーク・アンドレ・ルクレールの最盛期の数年間を追ったドキュメンタリー。アイス、ロック、雪の混ざった難攻不落のパタゴニアTorre Eggerの史上初の冬季単独登頂などを追う。マーク自身の生意気で野心的で純粋で気取らない性格にも惹かれたが、ADHDの落ち着きのないマークの子供時代をふまえて、危険ではあるものの大好きなロッククライミングへの道を後押しした母親の葛藤にも感動した。「フリーソロ」のアレックス・オノルドもコメントで登場。