Kazu

静かなる侵蝕のKazuのネタバレレビュー・内容・結末

静かなる侵蝕(2021年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます



リズ・アーメッドがカッコいいお父さん過ぎて泣く。
観る人によって見方が違うのかな?この作品・・・

現代の難しく解決されないテーマがとてもたくさん描かれていた。

カテゴリーが?SFスリラー?ではない。

ベースには現在でも様々な場所で終わりのない戦争に兵士として駐軍し、その後PTSDや戦争神経病とされる精神病に悩まされ人生を狂わされている人々がたくさんいる事。
統合失調症のように彼らには見えないものが見えて、いつも恐怖に苛まれている。

だからと言って人を殺したり暴力を振るうことが許される訳ではないが、そう言う人たちのメンタルが置いてけぼりになっている世の中だ。

最初から最後までリズが息子たちに向ける優しい眼差しと大丈夫か?がとても辛い。
長らく会えなかった息子と車の中での会話がとても良い。
特に音楽の趣味が3人とも違うのが可笑しかった🤣
次男くんの好みがバーブラ・ストライザンドって!笑笑

正当防衛でしょ!って殺人の瞬間フィル・コリンズの「AGAINST ALL ODDS」がたまらない🎵😭

久しぶりに耳にして感動しちゃった🥺

長男くんが健気でお父さんおもいで優しくて最後まで頑張ったよ😭

ラストはラストは・・・もう
私は号泣しました。

ロケーションがほんと、まるでどこかの惑星か?ってくらい美しかったです。

私はとても好きなタイプの作品
Kazu

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