非メジャー作品なのに、新宿ピカデリー1(キャパ580)は9割方埋まっている(公開2日目の土曜日)。しかし、マナーはよろしいが、笑いも起きず、静かな観客。キラキラ青春映画やマーベル、アニメの客層と明らか>>続きを読む
フィンランドの考古学を趣味とする女性が、北極圏の壁画を見るために列車に乗り込む。客室の相方は失礼極まりないロシアの青年。席を変えてくれと女性車掌に頼んでも応じてくれない。しかし、停車駅で困っていると、>>続きを読む
92分ワンショット撮影のヘイトクライム・スリラー。全編ワンショットという手法は、最近では珍しくないが、本作も「リアルタイム・スリラー」と謳っている。しかし、どこかおかしい。
だって、冒頭の、午後の放課>>続きを読む
4人の聖書売りのドキュメンタリー。一軒ごとに家庭訪問しながら聖書を売る旅。どの家も豊かな暮らしとはいえない。しかも既に聖書は持っている。「改訂版がでた」とか、写真、口絵が新しく加わったのです」とか、様>>続きを読む
メイズルズ・ブラザーズは、ダイレクト・シネマだの、シネマヴェリテだのに分類されているが、小生は『ローリングストーンズ・イン・ギミー・シェルター』を撮ったドキュメンタリー作家という認識しかない。本作は、>>続きを読む
いじめ、結婚、異能力の攻防の3つの核が溶け合っていない。その化学反応が面白く作用すればよいのだが、そうはならなかった。ヒロインのいじらしさ、耐える姿がイライラさせるし、主人公の異能力も火事を起こす程度>>続きを読む