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サイボーグでも大丈夫の一のレビュー・感想・評価

サイボーグでも大丈夫(2006年製作の映画)
3.2
『お嬢さん』『オールド・ボーイ』のパク・チャヌク監督作品

自分はサイボーグだと信じて疑わない少女と、人の癖まで盗むことができる青年が、不器用に心を通わせていく様を優しく見つめたコメディ

パクチャヌクじゃなかったら絶対観ないであろう作品だけど、パクチャヌクのコメディというだけでワクワクするので鑑賞しました

韓国版『クワイエットルームにようこそ』みたいな感じか〜と思っていたらさすがチャヌクそんな一筋縄ではいかない
とりあえず世界観が爆発してた

精神状態が反映された映像はかなり凄かったし、指がマシンガンになる演出もかなりスタイリッシュ

こんなおかしな映画でもしっかりとパクチャヌクの作家性を感じられるから凄い監督ですよほんと

主役の子どっかで見たな〜と思ってたら『箪笥』の可愛らしい女の子だった…

なぜパクチャヌク作品なのにここまで極端に見てる人が少ないのだろうと思ってましたが、それもなんとなく理解できてしまった🤦🏻‍♂️笑

だからと言って面白くない訳ではないし、"人間ではない存在の三部作"(本作は一作目)と一応言われているのでチャヌク好きなら観る価値ありです☝🏻

2020 自宅鑑賞 No.246 GEO
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