この世の外へ クラブ進駐軍の作品情報・感想・評価

「この世の外へ クラブ進駐軍」に投稿された感想・評価

オダギリジョーが弟を迎えに行く場面で、お兄ちゃんが迎えに来て嬉しくてホッとしたのに、弟が勝手に置いていかれた悔しさから素直になれない気持ちが痛いほど伝わってきた。今までその弟と身を寄せ合って生きてきた子供たちが残されて、辛いのに精一杯送り出してあげるところが見てて辛かった

ラストも予想していたハッピーエンドではなくて、「俺が何をしたというんだ」というアメリカ兵のセリフがずっと頭に残る。

終わった後も国や人に暗い影を落とす戦争の恐ろしさを突きつけるような映画だった
ジャパニーズポップスの原点としての進駐軍向け素人ジャズが味わえる映画って意外とない気がする

“ヘタウマ”とか“カワイイ”とか、僕たちにすっかり内面化している未熟なものを礼讃する文化の萌芽がチラリしていてチクっとする

しかし娯楽映画としての笑いとロマンもありながら、反戦映画としても歯応えがある秀作なのでは

キャラクター要素が多い分、大きい盛り上がりには欠けるけど
戦後のカオスを鑑みるとそれくらいがむしろ現実に寄り添ってて良いかなとも思える

「道具を失った人間はただの猿」
この言葉でハッとしたけど
生きる為の道具として、武器の代わりに楽器を手放さなかったラッキーストライカーズは確かに誰よりも人間らしく見えた

今の色気出しまくりオダジョーも良いけど
やっぱりこういう不器用で憎めない役が一番しっくりくる!
Rjork

Rjorkの感想・評価

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今のオレたちラッキーでストライクじゃないか
ハッピーでピースじゃないか
ワンダフルでビューティフルじゃないか
良いことづくしで何揉めてんだおまえら!

言い過ぎて謝るところ、あの映画に似てるからなんか嬉しい
YukiShirai

YukiShiraiの感想・評価

3.0
JAZZをモチーフに作られてはいるが、音楽好きがソレ目的で観るとちょっと違うコトにw



つか田中哲司が細い!
ゆみな

ゆみなの感想・評価

3.3
ピーター・ミュラン目当てで観賞。


戦争に負けてしまった日本人達がバンドを結成して、進駐軍内のクラブで演奏活動をしながら前向きに生きていくような話ですかね。ラッキーストライカーズのバンドメンバーが意外と豪華。まさか萩原聖人が歌うとは思っていなかった。バンドの演奏シーンとしてはまあまあなんだけど、上手すぎないのが逆にリアルで良かったのかも。

終盤、ちょっと切ない場面もあり…なぜこのタイトルになったのかがラストになってわかった。
Izumi

Izumiの感想・評価

4.2
凄い良かったな。
好きなシーンも多かったし、
グッとくるセリフとかキャラが多くて良かった。

パンパンの人たちが米兵とキスした後に唾吐き捨てて、タバコ吸いながらお店の名前の候補話すシーンかっこよかった。
DON

DONの感想・評価

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「俺ね、終戦のビラは信じられなかったけど、飛行機から流れるジャズは信じられたんだよ」。
武器は人を殺し、楽器は人を生かす。人と人のあいだを流れる調べの力。風景は人を固着させ、ここではないどこかへと向かわせるが、音=調べはつねに今ここを流れてゆく。“Out of this world. ” ここではないどこかを流れる音楽は祈りとしてある。
オダギリジョーはこういう役合うな
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