冒頭でもテロップが出たように、気分が落ち込みがちな人などは鑑賞の際に注意が必要。
本人が辛いのはもちろんだけど、夫はどこまで我慢すればいいの?
妻を見捨てれば悪者になるし、罪悪感を抱きながら薬を飲むことを強要するなんて悲しすぎる。
「嫌なら飲まなくていいよ」が優しさなの?
夫が辛くなってしんどくなって病院に通いはじめて病名がついたら、誰か「頑張らなくていいよ」って言ってあげられる?
もっと家族にも焦点を当ててほしい。
ジュリーに共感も理解も出来ないし、それで周りがどうしたらいいのか何も分からない。
共感できる人は更に辛くなるかもしれない。
一体誰のための何のための映画なのか。