ドスティ

ダ・ヴィンチは誰に微笑むのドスティのレビュー・感想・評価

ダ・ヴィンチは誰に微笑む(2021年製作の映画)
3.3
先に観た「ロスト・レオナルド」と内容は殆ど同じながら監督の撮り方がより扇情的で、面白い部分もあるけどアートドキュメンタリーとしては今一つ。

すっかりお馴染みの癖が強い美術評論家ジェリー・サルツからディカプリオまで、話題と役者には事欠かない“傑作”。

パリのルーブル美術館の調査(公式には否定)では真作と認められたとか逆に科学的見地でレオナルドは貢献しただけとか真偽不明。

現在芸術作品の多くがフリーポートという封鎖された倉庫で保管され、美術館どころか所有者の豪邸にすら飾られていない事実は、アートが好きなだけの一般大衆として悲しい。

最近のプラド美術館の記事では、やっぱり工房作の可能性が高そう…。
個人的にはイマイチ惹かれない絵だけど、実物を見たいという軽薄な好奇心は抑えられない。
中東の皇太子が公開する日は来るのか。
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