しょうちゃん

リコリス・ピザのしょうちゃんのレビュー・感想・評価

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)
3.5
2022年24本目の劇場鑑賞。
令和162本目の劇場鑑賞。

ポール・トーマス・アンダーソン監督が1970年代のハリウッド近郊の街を舞台に、
年上の女性に恋した青年の瑞々しくもままならない恋愛模様を、
実在した人物やエピソードを散りばめつつノスタルジックに描いた青春ラブストーリー。

“リコリス・ピザ”というタイトルだが、
食べ物のピザとは関係なく、
レコードチェーン店の名前から取られたらしい。
アメリカの青春ドラマで、
登場人物は実在の人物をモデルにしいる。
時代が1970年代なんで、
この時代に生きたアメリカ人にとっては懐かしく思えるかも。
アラナ演じるアラナ・ハイムは美人とは思えないし、
ゲイリー演じるクーパー・ホフマンもハンサムに見えない。
恋愛映画で主人公の2人が美男美女ではないのは映画としては珍しい。
15歳の少年と25歳の女性の恋愛映画だが、
友達以上恋人未満みたいな関係が続き、
他の人とイチャイチャしたり、
それに対して嫉妬したり、
そんな状況が続いていく。
恋愛映画のパターン通りにいく展開ではなく、
次に何が起こるか分からない自由すぎる展開。
そんな中、
変な連中が現れるが、
それらを演じるベテラン俳優陣は、
ショーン・ペン、
トム・ウェイツ、
ブラッドリー・クーパー。
ゲイリーがウォーターベッド販売やピンボール店開店など、
15歳の少年だと思えないほどの展開は驚かされる。
アラナおっぱい見せろ!
しょうちゃん

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