知人か友人かは忘れたが、面白かったよ、と言われて気になっていた映画。
ここかしこに、いい演技や、いいシーンがあるのだが、面白い、と思うことは全体的になく、素直になれない二人の恋の駆け引きがぶっ飛んでいて面白いといえば面白いのだが、この先が気になる、とか、映画の流れに惹きつけられる、という感じが出てきたかなーと思うと、話が変わってしまい、その場面転換の早さと極端さに、見ているこっちが振り回されてしまい、その都度萎えてしまうというか、、、
途中から、犬も食わない痴話喧嘩に付き合わされてるんだなー、と勘付きつつも、そのはちゃめちゃっぷりに化かされてしまっているなーと思いつつ、最後まで付き合わされた気がして、ファミレスでくだらない痴話喧嘩を長々聞かされた後のような倦怠感が残った映画だった。
こういった痴話喧嘩なら、「かぐや様は告らせたい」の漫画の方が100倍面白いのになー、とぐったりした頭でぼんやり思いながら、心地よく入眠できた夜だった。