【ウォーターベッドで微笑んで】
ポール・トーマス・アンダーソン監督の最近の青春ロマンス作品
〈あらすじ〉
1973年、ロサンゼルスのサンフェルナンド・バレーで俳優活動を行う男子高校生ゲイリー。ある日、10歳年上の女性アラナと出会った彼は、彼女と親交を深めていく。やがて2人は惹かれ合い、楽しさと物悲しさが入りまじった恋を通して成長していく…。
〈所感〉
そういえばポール・トーマス・アンダーソン監督初鑑賞。映画通の皆さんがレビューでPTAと書いてあるのはどういう意味なんだろう?と思ってたらポール・トーマス・アンダーソンの略なんですね。私アホすぎる。15歳のゲイリーは子供の癖に俺めっちゃビジネス通だぜ!って感じでちょっと痛い。本当に15歳で合ってるのか?あと、ヒロインのアラナが目が近い癖のある顔で全然私の好みではなかったので、やはりもう少しこのワガママぶりも説得力ある美人だったら良かったなぁという小言。この二人の第一印象が悪すぎる上に行動原理も今一つ不明瞭なので正直全く入り込めなかった。ただ、音楽やキャラクターの見せ方には非凡なものを感じ、流石の巨匠ぶり多少なりともは窺えた。ブラッドリー・クーパーが最初誰だかわからないくらい激ヤバサイコパスで面白かった。あと、ウォーターベッドの店でアラナが水着で動き回って、外出までしてたがあまりにも異文化でオープンすぎて笑った。