ウニ

ゴッドファーザーPART IIIのウニのネタバレレビュー・内容・結末

ゴッドファーザーPART III(1990年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

イタリア系アメリカ移民大河完結編。面白すぎる!

経済の発展とともに業態を変えて行くも、そこで起こる富の奪い合いは結局一緒で、業が深かった。
前作で不動産・M&A・政治家工作の経済マフィアに変貌を遂げ、本作では実体経済からさらに進んで、投資会社や税制優遇の公益財団法人の絡むマネロンマフィアになってた。変化対応力高っ。さすがインテリ二代目。

晩年に入り、心を入れ替え浄財。様々なしのぎで蓄財したお金で公益財団法人を設立。税制優遇でぬかりなし。寄付&寄付で社会貢献。クリーンな企業アッピールで娘に代替わりしてレガシーの継承準備万端。自分は莫大な寄付でローマ法王から勲章の名誉もゲッツ!全方向に隙がなさすぎて忙しい。気苦労エンドレス。

でも、寄付先の信仰するカトリック教会すら有象無象の投資家が寄りついてて、教会自ら寄付資金運用バチカン銀行とか、えーーー。コンクラーベに萌えてたのに企業化。そして、新たな多国籍マネー戦争が勃発。もう休めないからストレスで血糖値下がるし。つらみ。

今までの罪をバチカンの偉い神父様に告解するシーンとか、実はー殺人、ほかにも殺人、殺人、殺人でどんだけーで吹いた。それを聞く神父のポーカーフェイスはプロ!。で、家帰って赦されたー!とホッとしたのもつかのま、怒涛のオペララストシーンに突入。オペラシーンのハラハラ感の作り込みったら、オペラのキリストのシーンとめっちゃ今起ころうとしていることに重なってるし、もうなにがなんだかカオス。手汗。お茶目なおばさまのお菓子で糞爺毒殺攻撃も最高でした。
マフィアファミリーの底力。

途中の三代目爆誕シーンは胸熱でした。ソウルは受け継がれ、代を譲られた瞬間めっちゃカッコ良くなってた。代替わり萌。

時代に合わせて真面目に家業に取り組んでいて、世の中の家族を養う長男のお父さんの苦悩がわかった映画鑑賞でした。

お父さんの走馬灯シーンが全てダンスシーンとか、わかりみ。あとイタリアの皆さんコミュニティーを大切にしてて、パーティーパーティーで楽しそー。

名作。