映画『カリフォルニエ』
@東京国際映画祭
イタリア
舞台はイタリア。モロッコ移民の少女の9歳から14歳までの成長を描いた作品。ドキュメンタリー・タッチで、言われないとそうかと思うほど。
5年にわたって同じ少女が主役を演じているというリンクレイター監督の『
少女は学校にも行けず働かなくてはいけなかったり、家は洗濯機も買えない。難民のその後の貧困問題。
演技もリアル。全てがリアルなドラマ。主人公の少女の自然な演技に驚く。
監督カッシゴリ&カウフマン初の劇映画。これまではドキュメンタリー作品を作っていた人。ドキュメンタリー・タッチな演出が上手いのもうなづける。フリードキン監督とか是枝監督とか、ドキュメンタリー出身の監督の映画はリアル。