まりぃくりすてぃ

スイング・ホテルのまりぃくりすてぃのレビュー・感想・評価

スイング・ホテル(1942年製作の映画)
4.6
序盤からの、「ホワイトクリスマス」に感涙! もっかい聴きたい聴きたぁい。→→ 終盤にワンモア歌ってくれた!
うん、満たされた。歌唱指導や振り付け等々けっこう手の込んだ作品だろうけど、どこか即席っぽな味わいがほっこりある。世界と仲良くしたい季節にピッタリな映画です。
クリスマス曲に続くバレンタイン曲「それは僕の心」。そして踊りは、スパンコール・ドレスのライラ(ヴァージニア・デール)+テッド(フレッド・アテスア)。スパンコール・ドレスのリンダ(マージョリー・レイノルズ)+テッド。リンカーン記念日の黒塗り顔や、テッドの爆竹タップ。それらいくつかのシークエンスだけで相当イケル!
そんなようにアメリカの祝祭日ごとの歌舞シーンが必ず心を満たしてくれた一方で、物語そのものは、まあ弱いかな、、と。
でも、猿顔のテッドの図々しさがだんだんホラーに思えてきたあたりから、ドラマとしても引力が増したよ。キャスト的には、普通っぽ白人イケメンの主役ジム(ビング・クロスビー)+ピュアタイプ女子力のリンダ、に私は感情移入しやすくて。池への車飛び込み~わざわざワニ形にボンネット開けで笑えた! 二度目も。
黒人家政婦メイミー(ルイーズ・ビーヴァース)の、子供二人♂♀へのセリフにも再三微笑できた。

[ピョンラ、先月]

◆クリスマポップス三大スタンダード◆
ホワイトクリスマス/ハッピークリスマス/山下しゃんの