かなり不快指数が高めの映画です。楽しくありません。
舞台はコソボ。
主人公は手話通訳者のヴェラです。夫は65歳の引退した元判事ファトミルで、立派な人扱いされています。この人が自殺するところから話が…
家父長制の色濃く残る国、コソボ。
夫・ファトミルを亡くしたヴェラに対して向けられる、権力を持った男性達からの構造的な暴力。
家の相続権が男性にしかなく、家土地の権利を手放す証明書にサインをしなけれ…
コソボ映画観る
旧ユーゴセルビア共和国の
自治州から激しい紛争経て
独立を勝ち取ったコソボ
セルビア人に取っても歴史的
に特別な土地のようです。
初コソボ映画は手話通訳士の
女性ヴェラの物語
あ…
男尊女卑というテーマを全面的に感じることがなかったのは、主人公の演技力と感情を抑えた演出の成果でしょうか。
ただ一カ所だけ主人公が感情を爆発させて泣いてしまう場面があり、悲しみ悔しさ…全てが伝わっ…
このレビューはネタバレを含みます
若干のトラウマ描写あったけど割と平気だったので安心した。
気付かずに足元の飲み物を蹴飛ばす、チャイグラスが目の前で倒れる、牛乳のコップをわざと払い落とす。まるで今まで飲み込んでいたものが溢れこぼれる…
このレビューはネタバレを含みます
東京国際映画祭で見逃した作品。
父に従い夫に従い息子に従う。
まるで儒教の教えのようだ。
なぜこうも女性は地位が低いのか。
母の唯一の遺産である"手話"。
ヴェラかっこよかった。
ヨーロッパと…
初コソボ映画。
テーマは男尊女卑。
とにかく、家の主は男に決まってる、とか、女は黙って男の言うこと聞いてりゃいいんだ! な傾向の中、それに屈せずに生きる女性ヴェラの静かなる戦いを描く。
…
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