初バフマン・ゴバディ、勝手にもっと辛気臭い作家だと思っていたが予想外にポップだった。人種も職業も違うおじさんたちが集まってセッションしてるシーンはどれも良いのだけどそれくらいで、腑に落ちない脚本(主…
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映画祭10作品目。
家族に起こる悲劇的な出来事。
主人公の怒りや悲しみは景観を奪ったマンションへとぶつけられる。
主人公周辺のキャラクターが際立っており、それゆえに辛い展開もみていられた。
やる…
特に室内のシーンの照明が酷くて背景はあたかも合成したかのように人物が浮き出ている。
上記がある上でデニーロ似の男の顔がクローズアップされてるだけ(やるせなさを表すのにただ叫んだり泣いたりさせる演出は…
Tiffにて鑑賞。
今年はTiff作品をかなり絞っててぜんぜん観てないのだけど先日観たネトフリ作品Power of the dogより断然こっちのが良かった!タイトルの持つ意義を考えてみたり、遠くイ…
主演、トルコ語も使えるイラン人ロバートデニーロの演技がずば抜けて素晴らしく、ビルに住む富裕層に向けて「耳をすませば」みたいに多様なバックグラウンドを持つ楽器じじいどもが集まって音楽と物語が熱気を帯び…
>>続きを読む東京国際映画祭コンペティション部門
『亀も空を飛ぶ』『ペルシャ猫を誰も知らない』などの名匠バフマン・ゴバディ監督新作。
悪くない。ある事故が起きてからの展開は予測できなくてなかなか面白い。本来対立…
バフマン・ゴバディ監督、イランを追われた心境がこもってる作品。
最近見た邦画「空白」を連想した。
「四つの壁」とは何かをずっと考えていて、生死の壁、景色を遮る壁、息子とその母親との和解の壁、人外の…
一度も海を観たことがない嫁のために、イスタンブールで海が見える部屋を借りた男
引っ越しの途中で、彼を悲劇が襲う
呆然とする彼と、彼をその後待ち受ける状況に胸が引き裂かれそうになった
作中で流れる音…
第34回東京国際映画祭 9本目
海を見たことない妻や幼い息子のために、ベランダから海が臨めるアパートに引っ越す途中で交通事故に遭い、妻と息子を亡くしてしまったボラン
彼が意識不明な間にベランダから…
©MAD DOGS & SEAGULLS LIMITED