このレビューはネタバレを含みます
映画館で鑑賞。
家父長制が根強い社会の女性の生きにくさと、過去と現在の女性の連帯を描いている。
監督と編集者が失われたフィルムを復元するシーンよかった。編集者は高齢で歩くのがやっとなのにフィルムを復元する手の動きは全く危なげない。映画制作に関わる喜びに溢れている。
監督の最新作は「幽霊人間」という作品だけど、「女判事」の監督が時々幽霊のように現れる演出が面白い。
エンドクレジットの演出が素晴らしい。
閉館した映画館の看板、ベンハーの隣にレインボーって書いてあったけど、本作の監督の1作目のタイトルのようです。