売り上げ的にも自身の創作意欲も、家庭関係もどこか行き詰まりを感じる中年の女性映画監督が、かつて存在した韓国初女性映画監督の作品『女判事』のフィルム修復を依頼される。
台本や当時の人達への取材を元に、…
幻の作品を再構成する際、検閲によって失われたワンシーンのフィルムを追跡する。その過程で、その作品の女性監督の生き様や、強く生きる女性像を描いた内容が、主人公の私生活と対比され、落胆を覚えながらも最後…
>>続きを読む映像が美しい。特に光と影を上手く使ったり、カメラアングルには独特のものがある。役者も本当に魅せてくれる。
ただ、ストーリーが観客にきちんと伝わるかというと、これが制作者サイドだけのものになっているよ…
【切り離された物語を探し求めるうちに色々な物語と自分が繋がっていく、静謐な作品】
ストーリー:3.6
芸術性:3.9
演技・俳優:3.9
演出:3.8
感情の揺さぶり:3.1
女性であること、女…
自分が知ってる韓国映画とはまたひと味違う、風情のある作品だった。
夫婦や家族の在り方。
仕事への情熱。そして挫折。
1本のフィルムから世代を越えて語り継がれる映画への思い。
煌めいていた時代の投…
帽子からMichael Jackson、🎞
韓国初の女性監督の3作目『女判事』を復元、再上映するため、売れない女性監督が当時の状況を調べていく。
明らかになる女性蔑視や検閲の不条理、そして現在の自…
厳しい現実を前に多くの人の夢は破れるし、特に旧態依然とした映画界で女性が活動する事のはより過酷だ。そして女性も男性も生き物である以上人は誰しも老いる。人生は苦く寂しく終わりに向かっていく。しかしそれ…
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