雨と心中

ヒヤシンスの血の雨と心中のレビュー・感想・評価

ヒヤシンスの血(2021年製作の映画)
4.0
終盤、授賞式での音楽がかっこよすぎて身震いした。(かっこいいと表現するのは内容的に間違ってはいるが)

「自由を恐れるな」
という言葉が沁みた。

サスペンス性はあるがその謎自体は難しくはない。
しかし時代と権力の力に立ち向かう難しさがすごく感じられる。
それは決して過去だけの話ではなく、現代の日本においてですら。
権力者たちの基盤を揺るがす不穏分子は排除されてしまう。

こんな歴史があったということを学校では学ばない。
だからこそ映画でも良いから触れて知っておくべきだと感じ、とても考えさせられる作品でした。
雨と心中

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