終盤、授賞式での音楽がかっこよすぎて身震いした。(かっこいいと表現するのは内容的に間違ってはいるが)
「自由を恐れるな」
という言葉が沁みた。
サスペンス性はあるがその謎自体は難しくはない。
しかし時代と権力の力に立ち向かう難しさがすごく感じられる。
それは決して過去だけの話ではなく、現代の日本においてですら。
権力者たちの基盤を揺るがす不穏分子は排除されてしまう。
こんな歴史があったということを学校では学ばない。
だからこそ映画でも良いから触れて知っておくべきだと感じ、とても考えさせられる作品でした。