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アメリカから来た少女/アメリカン・ガールのkameのレビュー・感想・評価

4.7
母と妹と暮していたアメリカから母の病気の為に台湾に帰郷した13歳の少女。

アイディンティティーが揺らぎ慣れない環境で不安な心情が苛立ちとなって発露する思春期。重い病気で残される家族の心配と不安で繕えない母の感情、父親の何もできない無力感など画面から伝わる映像がとにかく好み
みんな安心感が見えない時、手探りで見つけた糸口の愛情がとても良かった

ロアン・フォンイー監督の半自伝的映画で長編映画初なのが凄いし演技未経験で主演のケイトリン・ファンと母親のカリーナ・ラムがとても良かった
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