アジアに行き隊!のお時間です。
第14回目は、ワタクシ選定作品
台湾映画🇹🇼『アメリカから来た少女/アメリカン・ガール』
ジャケとあらすじで気になった本作。
それでは行ってみよう✈️ブォン
1…
母と妹と暮していたアメリカから母の病気の為に台湾に帰郷した13歳の少女。
アイディンティティーが揺らぎ慣れない環境で不安な心情が苛立ちとなって発露する思春期。重い病気で残される家族の心配と不安で繕…
思春期の時期の環境の変化って、なかなか受け入れられないだろうし、
それもアメリカからアジアへって、GAPが激しいだろうなあ。
たぶんもう少し大人になったら、母親に対するその言動って後悔するだろうけ…
台北に住む家族の諍いを憂うように映し出す撮影が印象深い。主人公の長女フェンが自身の主張と家族や社会との乖離で苦悩する心情を巧みに描いている。本当の望みは何か、自由という権利と行動に伴う責任との平衡に…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
少女が泣いて、母が泣き、父が泣く。そして「お姉ちゃん」と呼ぶ妹の声でおわる彼らの日常。近すぎる家族の生活は心を遠ざけてゆく。それでも彼らのよりどころはアメリカに比べたら貧相な、あの小さな台湾の家にな…
>>続きを読む思春期と母の病気が重なり、米国から台湾へと引越しした少女の葛藤。
自分の境遇と重なるところもあり、少女を「可哀想」に描くこと、見ること自体が当たり前にある日常生活を送っている人間から見た傲慢さで、描…
母の病気、アメリカから台湾への移住、SARS…
家庭と社会状況の2つの閉塞感にもみくちゃにされて、当たり前にあったはずの自身のアイデンティティが尽く砕かれていく喪失感とやるせなさが繊細に描かれていて…
主人公と私の共通点が多いから気持ちがよくわかった
エンディングがかなりあっさりで、本当にこの家族の一部をたまたま目にしてしまったぐらいの感じだけどそこが良くもあり、少し今後の様子をのぞきたいなって…
同調圧力が強く、個人主義が浸透していないアジア圏からアメリカやヨーロッパに留学すると、もう戻ってこれなさそう。他の国に行ったって生き辛さは変わらないでしょ……とか聞くけど、まずジェンダー平等の度合い…
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