肉浪費Xアカウント復旧無理ぽ

ダイアナ:ザ・ミュージカルの肉浪費Xアカウント復旧無理ぽのレビュー・感想・評価

3.0
「秘密や嘘」に塗り固められる英国王室に振り回される英国民の右往左往のから騒ぎ
「ブロンドの小娘に翻弄される王国」をパワフルにダイアナ元妃へのリスペクト全開で王室、国民など知ったことか!と"ありのまま"華やか舞台ミュージカル!
※上記の「」は全部本編引用ですからね!///

祝・第42回ラジー賞最低映画、監督、脚本、主演・助演女優賞💫🎉✳
もはや毎年恒例のようにアカデミー賞(『tick,tick…BOOM!』)、ラジー賞双方にノミネートされ、同年Netflix『ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ』と複数もラジー賞にノミネートされるなんて光栄な話題性に事欠かないNetflix作。
新時代の到来と共に、VOD(ネット配信)外し、特にNetflixに対する嫌がらせの気がしないでもですがw
まあ"映画の内容(骨芯)"はさもありなんですよw

受賞を聞いて、ミュージカル映画を見逃すはずない!と思ってましたが、「ダイアナ妃」にも「舞台(上)ミュージカル」にも興味が薄かったので自然とスルーしていたようですw
で、ダイアナ妃の事情をこのミュージカルだけで学ぶとなるとかなりドイヒーですw 王室ということで品位があるかのようですが、チャールズ皇太子もダイアナ妃も"クズ"と称して過言ないじゃないか…ってぶっちゃけ思ってしまうんですよねw
ドロッドロッの不倫合戦の安いメロドラマのようですw

だからこの映画に欠けてるのは、「英国王室」に対するリスペクトです。
英国王室を落としてダイアナ妃に重きを置いてる風ですが、結局ダイアナ妃も"メンヘラ(自己中)"思考で、英国民を巻き込んだ行動を起こすもんだから、「英国王室」にもそれを支える「英国民」にも"双方にリスペクト"ないばかりか、"全方向に挑発的"なミュージカル曲、王室人発言なので"ちぐはぐ"なものができあがっています。
例を挙げると、エリザベス女王の「昔ならあなたの首をはねて終わりだわ」発言やヘンリー(第二王子)をスペア扱いした発言など、あられもない"ブラック"な発言が唐突に飛び出しますw

なんなら「シニカル・コメディ」と称していいくらい"誰にも感情移入できない(はず)"ものに仕上がっているんですよ…

でも!さすがにプロ集団で制作しているミュージカルですから、歌唱力、ミュージカル演出・構成のミュージカル自体は「見れる」ものにはなっているんです…皮肉なことにw
個人的にはそういったものを無下に否定するような矮小さは持ち合わせていないので残念ながらの評価ですが、ここfilmarksではどうやら"無駄に"お高いようで、ご聡明な映画マニアたちのす窟であるここが、この映画の孕んでいる「毒」に気づかないなんてあるはずもないと思いつつ…きっとミュージカルの「歌」に感銘を受けたと思いたいですねっ!?

「プリティ、プリティ、プリセンス(ガール)」の歌や「ファ。ク・ユー・ドレス」の歌(曲名にあらずw)はキャッチーなメロディに印象に残りやすいし、チャールズ皇太子役やダイアナ妃の不倫相手のジェームズ・ヒューイット役の男性キャストの声の通りのいい歌唱力も相当レベルが高く感じます。あと、実在人物と似た人をキャスティングしようという努力を感じますしねw

ただ、ダイアナ役主演のジーナ・デ・ヴァールさんも主演女優としてラジー賞の栄冠に輝いてますが、本当に気品に満ちた"貴族然"とした美しい方なんですが、ガタイが良くてある人物がつい思い浮かんできてしまうんですよねーなぜか「小池百合子」都知事さんが…(笑)
まあ、小池百合子さんの若い頃をググってみんしゃいな!小池さん自身のキャラ造形の"理想像"として
プリセンス・ダイアナ→山口百恵→小池百合子
って変遷があったのかも知れませんね!
小池百合子都知事のルーツがこの映画で知れて良かったかも知れませんよ?(^_-)-☆